三社神社(和合町・自衛隊基地東)
前回記事の
厳島神社をあとにし向かいましたのが、先日の浜松オートレース場傍にある
三社神社の記事でも予告しておりました、和合町にある、もうひとつの
三社神社(さんしゃじんじゃ)です。
三社神社・・・・浜松市中区和合町寸田ヶ谷
地図はこちら
こちらの神社、大きいわけでも、大きな特徴があるわけでもありませんが、歴史のある神社で、
神社・寺院好きな方達が訪れブログなどでよく取り上げられているのを目にします。
航空自衛隊浜松基地のする東側に位置するのですが、この一帯はとても静かです。
(と言いましても、今の自衛隊機というのはある技術で昔ほどは爆音が出ないように出来ているんです。・・・実は私、飛行機バカでもあったものですから・・・)
自分の親戚が宮崎県の田舎で農業をしているのですが、なんだかその風景を思い出します。
御祀神は、天照大神、八幡大神、春日大神、大山祗神、應神天皇を主座として弓矢の神様を合祭すとありました。
引馬野に にほふ榛原 入り乱れ 衣にほはせ 旅のしる志に
(引馬野に美しく色ずく榛原、その中に入り交じって衣を染めなさいな、旅の証拠として)
この詩は、大宝二年壬寅(702)持統上皇が三河の国の御行幸と聞いて奥麻呂が引馬を出て上皇をお迎えし旅の土産にと一首奉じた と謂われる歌だそうです。
持統上皇がこの付近まで足を運んだということでしょうね・・・
ちなみにこの詩、萩丘のある神社にも同じ詩の石碑のある神社があるのですよ。またそれは後日ご紹介します。
同じ和合町にあるふたつの「三社神社」、どちらも自然が程よく残されていて、秋の紅葉の時期にはきっと綺麗な景色なのでしょう。
浜松市って、ちょっと車を走らせれば、海にも行ける、ビルだらけの町中にもいける、森林のある場所にも行ける。面白いですよね。
ちなみにこちらが、神社の横を流れる小さな川です。
この上流が前回記事の
厳島神社の、あの水域に繋がるわけです。
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