前回記事の
大洞院を後にして、次に伺ったのが同じ周智郡森町の
天宮神社(あめのみやじんじゃ)です
天宮神社・・・静岡県周智郡森町天宮576番地
地図はこちら
ホームページ・・・
http://www7b.biglobe.ne.jp/~amenomiyajinnjya/
森町ホームページ(関連ページ)・・・
http://www.town.morimachi.shizuoka.jp/sigh/jinjabukkaku/amenomiyajinja.html
前回の
大洞院には、
森の石松の墓がありましたが、こちらも
森の石松ゆかりの場所です。
森の石松は7,8歳のころ、天宮神社祭典の折、この境内で森の五郎に拾われたと伝えられているそうです。
こちらの御祭神は、
田心姫命(たごりひめのみこと)
・湍津姫命(たぎつひめのみこと)・
市許嶋姫命(いちきしまひめのみこと)です。
この三女神は
宗像三女神(むなかたさんじょじん)
と言われ、宗像神(むなかたのかみ)、道主貴(みちぬしのむち)とも呼ばれるそうで、
交通安全主宰の守護神でもあるそうです。
こちらの本殿と拝殿は昭和31年に
静岡県指定文化財となっているそうです。
造営は1589年と、歴史あるものだそうですが・・・実は
伺ったこの日は、残念ながら社殿の工事をしておりました。
保存のための工事のようです。
特に「屋根が立派」と聞いていた御本殿がこのような形で拝見することが出来ず、ちょっと残念でしたが・・・
また、このあたりを伺った時に、拝見させていただきましょう。
こちらが本殿横にある
御神木です。
なんと樹齢1000年の竹柏(なぎ)の木だそうです。静岡県の
指定天然記念物に指定されているそうです。
御神木のさらに奥にこんな看板を発見・・・
くちなしの池・・・・見に行ってみましょう!!
『くちなし』という名前の由来は、出入口のない池のため『口無し』という説や・・・
祀られている水神様のお使いが蛇で、その蛇のことを朽ち縄(くちなわ)と言われ、それを『くちなし』ともじったという説があるそうです。
看板のあたりから200メートルくらいに位置すると、表示されてましたけど・・・
夏ですとジワっと汗をかくくらい歩く距離ですね。平坦ではないし・・
でもご覧のとおり、木が多くて、独特な雰囲気で、友人や大事な方と一緒に話しながら歩けば楽しいかもしれませんね。
私は相も変わらず一人で歩いてたわけですが(笑)
そして・・・「えっこらせ」と言いながら、ようやく到着!
この写真が、池のそばの
地畔社(ちはんしゃ)、こちらの御祭神は
水波能売神(みずはのめのかみ)です。
あ・・・何故か入口の看板が「売」の文字のところが「買」になってましたけど・・・「売」が正解のはずですが・・間違えただけですよね?
水波能売神は、日本における代表的な水の神(水神)ですね。
この「くちなしの池」ですが、巨人足跡伝説の”
でいだらぼっち”の足跡とも言われている・・と説明がありました。