番外編VOL.3(神社とお寺の参拝作法は違う)

スナフキン

2012年05月20日 21:47

 
このブログをはじめて2か月弱となりました。実は2年ほど前まで別のハンドルネーム別のブログを書いておりまして、くだらない事ばかり書いていたことや、ブログのアクセスアップにはそれなりの知識があったので、1日1500くらい、多い時は5000くらいのアクセスがあったのですが、うんざりする事がいろいろあり、更新をやめてしまっていました。

そしてこのブログを始めたわけですが、なにせテーマを絞っているので、しばらくはアクセス増えないだろうなと思っておりましたが、ぼちぼち検索サーバにも、このブログがヒットするようになってきました。

今のところ、渭伊神社の記事が検索からアクセスを伸ばしているようです。

でもこういったテーマのブログは長い時間をかけて認知されていくんでしょうね。

もともとこのブログは、のんびり長くやってくつもりですが(笑)

さてさて本題です。先日の和合町の三社神社の記事で軽くふれましたが神社とお寺では参拝の作法が違うという件

以下に簡易にまとめてみました。

神社の参拝方法

一 軽く一礼して鳥居をくぐる
鳥居は俗界と聖域との境目を示すものなので、敬意を表し一礼してくぐります。

二 参道の中央を避けて歩く
参道の中央は「正中」と呼ばれる神様の通り道なので人は中央を避けて左右の端を歩くのが作法です。

三 「左手→右手→口」の順に清める
出水舎で参拝前に心身を清めます。まず右手に柄杓を持って左手に水をかけて清め、次に左手に柄杓を持って右手に水をかけて清めます。
次に柄杓を右手に持ち直し、左の手のひらに水を少しためて口をすすぎます。再度左手に水をかけて清め、柄杓を垂直に立てて柄杓の柄に流し、元の位置に流す。

四 賽銭を入れ、鈴を鳴らす
賽銭は腰の高さまで手を下し、そっと入れます。
鈴があれば、賽銭を入れたあとに鳴らします。

五 「二礼二拍手一礼」する
まず拝殿・本殿を向き、深く2回お辞儀をします。
次に腰の高さで左手を右手より数センチ上に出して合わせ、2回拍手をします。
その後指先を揃え、神様への感謝と祈願の言葉を唱えます。
願いを聞いていただいた感謝の気持ちを込めて、一回深くお辞儀をする。


お寺の参拝方法

一 山門で拝礼
山門は仏殿への入り口、一礼してくぐるのが望ましいです。
左右の山門に仁王像が安置されている場合は、両像に手を合わせると良いそうです。

ニ 「左手→右手→口」の順に清める
基本は神社の場合と同様です。手水舎は寺によってはない場合もあるので、その場合は本堂前に進みます。

三 常香炉がある場合は煙で体を清める
常香炉は、仏様にお香を供え、煙を浴びることで心身を清める場所です。
体の悪いところに煙をつけると治るとも言われます。

四 本尊と相対し、賽銭を入れる。
寺での賽銭は欲や執着を捨てる修行のひとつと言われます。
手を賽銭箱に近づけ、そっと入れます。

五 静かに手を合わせ祈願する。
鈴があれば3回鳴らし、両手を静かに合わせて祈願します。
そして手を合わせたまま深くお辞儀します。

六 最後に一礼して戻る
参拝して功徳を積ませていただいたことを感謝し一礼します。


以上ですが、神社・寺院によって参拝方法が明記されている場合があり、実際、上記の方法とは違う場合もあります。
その場合は、そちらの御指示に従って参拝すれば良いと思います。

関連記事