番外編VOL.1(神様はお酒が好きなのか?)
第二回目にいきなり”番外編”というのもどうなのかな?とは思いましたけど(笑)固く考えずにいきましょう。
神社の祭壇に、奉納者の名前が書かれた清酒がズラリと並ぶ、そんな光景を目にしたとき
ふと思いました・・
「神様って酒好きなのか?なんで酒をお供えするんだ?」
あらためて考えてみると不思議じゃないですか?
いやそんな事を考えるのは私くらいのものか?(笑)
そこで自分なりに、いろいろ調べてみました。
「あ!これが正解だろうな」と思ったことを書きたいと思いますが、反論・異論のおありの方はコメントしていただいてもかまいませんし、むしろ謹んで勉強させていただきたいと思います。
まず、神にお供えする食べ物のことを
神饌(しんせん)というのだそうです。
そして、
神饌として供えられた酒を
神酒(みき)といいます。
古来、稲作民である日本人にとって米や米から作る酒は大変重要な意味を持っていました。
祭りのあとは
直会(なおらい)といい参加者が神酒をいただき、神と飲食を共にする。
そうして神の霊力を体内に取り入れ、神のさらなる加護を期待していた。
また、酒は神が喜ばれる
神饌のひとつであると古来より考えられている。
ということでした。
ちなみに神酒は、
白酒(しろき)・黒酒(くろき)・清酒(すみさけ)・濁酒(にごりざけ)などの種類があるそうです。
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