昨日(4月21日)は
遠州三山のひとつ、
油山寺(ゆさんじ)に行って参りました。
油山寺・・・静岡県袋井市村松1番地
地図はこちら
ホームページ・・・
http://www2.wbs.ne.jp/~yusanji/
油山寺は、愛称で
「あぶらやまでら」と呼ばれる方も多くいらっしゃるようですね。
昔この山から油が湧き出ていたので通称
「あぶら山」と言われてきたそうです。
諸病全快、特に
目の守護、眼病平癒の”み仏様”として、又、精神的には「心身安楽」心の病をいやし心眼を開き、明日への希望と活力を与えるる仏様として信仰されてきているそうです。
こちらの
山門は
井伊直好公が建立したものだそうです。
歴代掛川城主の信仰が厚く、明治六年、
城主太田備中守が眼病平癒の御礼として寄進移設したものだそうです。
また、静岡県唯一の城郭文化財でもあるそうです。
山門をくぐると、すぐにこの綺麗な景色です。
秋には
紅葉スポットとして有名な場所でもありますね。
景色が良いからでしょうか、若いカップルをよく見かけました。
最近、神社や寺院で若いカップルをよく見かけるんですよ。いい事だと思います。
静かな場所で、落ち着いていろいろな話を沢山出来ると思いますし・・・
ましてや・・・こういった自然豊かな場所というのは、心が癒されるのではないでしょうか?
さて、山門から真っ直ぐに進みますと、礼拝門に当たり、そこをくぐると
書院(静岡県指定文化財)や
松泉閣のある場所です。
お守り等はこちらで購入できるんですね。
10名以上で、予約をすれば、精進料理もいただけるそうです。
座禅・滝行・写経などの
「心の体験修行」も10名以上で予約すれば出来るそうです。
さて、いよいよ本堂に向かいます。小川が流れている横の道をしばらく通ります。
独特な雰囲気のある道で、自然豊かだし・・・・まるで忍者が出てきそうな(笑)
なんだか不思議ですよね・・・昔の人もこの道を通っていたかと思うと・・・
そしてこの自然は、昔からその人々を見続けてきたわけですから・・・
途中、
厄除観音にご挨拶をし・・・
さらに進むと現れるのが、この
「瑠璃(るり)の滝」
孝謙天皇眼病の砌、その霊水にて洗眼され、眼病全快された所以の滝だそうです。
さらに進むと、ここからは階段が長く続きます。
階段途中の両大使の像を超えたらあと少し・・・
この階段を上ると・・・・
この
手水舎で身を浄め・・・
この階段を上ると・・・
まずはこの
三重の塔に到着です。
この塔は、
源頼朝公が
眼病全快の御礼に建立された由緒深い塔だそうです。高さはおよそ
23メートルです。
こちらは、静岡県最古の塔であり、
国指定重要文化財にもなっています。
そして、三重の塔のある場所から、もう御本堂が見えます。
けっこう迫力を感じます。
こちらの御本堂は、
源頼朝公が
眼病全快のお礼として寄進したものだそうです。
静岡県指定文化財にもなっています。
参道の帰り道、極楽坂というかなり急で手すりもない階段を上ると、そこに、このような
五重塔がありました。
さらにその奥へと進みますと、この
弘法大師(こうぼうたいし)の像にご対面出来ます。
この日、ここには私以外誰もいなかった事で錯覚したのでしょうか・・・何故かここの空間だけ空気が違うような・・・そんな気がしました。
さてさて・・・さらにその帰り道・・・来た道を素直に帰るなり、看板に指示された道を通って帰ればいいものを
自分でも何を考えていたのやら・・・細い山道をズンズン進んでおりました。すると、ある場所で、この世の者ではないものに遭遇してしまい・・・
(詳しいことはここでは書きたくありませんが、悪いものでも、恐ろしいものでもございませんのでご安心を)
あまりに、突然のことであったため・・・
「ふお!!」・・・っと、
ウサビッチのプーチンのような声をコダマしそうなくらいに叫んでしまいました(笑)
近隣住民の方々、真に申し訳ございません。あの叫び声は私だったのです。